Library and Information Science

Library and Information Science ISSN: 2435-8495
三田図書館・情報学会 Mita Society for Library and Information Science
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Library and Information Science 14: 107-114 (1976)
doi:10.46895/lis.14.107

原著論文Original Article

化学文献における日本人名のローマ字化Romanization of Japanese names in chemical literature

発行日:1977年3月15日Published: March 15, 1977
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科学論文の日本名をもつ著者が,その姓をいかにローマ字化しているかを統計的に研究し,姓によるローマ字化法の差について検討を加えた。オンライン情報検索システムTOOL-IRにより,Chemical Abstracts Condensates 98週分の著者名を検索した。ヘボン式と訓令式に差があり,どちらかを選択する場合,99%以上の著者がヘボン式を用いている。オ列長音のローマ字化には種々の方式があり,姓によりその選択は大きくことなるが,比較的多数が,ヘボン式,訓令式のどちらでもない“oh”を用いており,例えば‘太田’では80%以上が“Ohta”と綴っている。

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