眼球運動から見た子どもの絵本の読み方
1 慶應義塾大学文学部(非常勤講師) ◇ 〒108-8345 東京都港区三田二丁目15番45号
2 慶應義塾大学大学院文学研究科 ◇ 〒108-8345 東京都港区三田二丁目15番45号
3 駿河台大学文化情報学部 ◇ 〒357-8555 埼玉県飯能市阿須698番地
4 慶應義塾大学文学部 ◇ 〒108-8345 東京都港区三田二丁目15番45号
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【目的】目的は,絵と文章から構成される絵本を子どもが読む間の目の運動を調べることにある。
【方法】被験者は9歳から11歳の小学生14名である。彼らにアイカメラを装着した状態で絵本を読んでもらい,その後読書経験一般をたずねるとともに読んだ絵本に対する内容理解度テストと再認テストを行った。
【結果】既往研究に基づいて,1)絵と文字が混在している場合, 絵よりも文字により長く停留する,2)絵本は左から右に向かって読まれることが想定されているため,視線も左から右へと動く,3)視線パターンは個人の属性やページの構成に影響される,という三つの仮説のもとに測定結果を分析した。絵と文字への停留時間は個人差が大きいものの,全体としてみれば,ほぼ同じだった。左から右へという視線移動を共通して見いだすことはできなかった。絵と文字のブロック間の視線移動は,「循環型」と「往復型」に分けることができた。視線パターンに,個人の属性との関係は見いだせなかった。また,ページの構成が単純な場合には共通した傾向もあったが,どのページにも,どの被験者の間にも共通するパターンはなかった。
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